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品詞の見分け方トレーニング3

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品詞の見分け方を練習してみよう!<テスト9~12>

品詞の見分け方トレーニングも今回で3回目ですね。

1回目、2回目と比べて、だんだん見分けがつくようになってきたでしょうか。

いつも通り(まだ3回目だけど)、出題品詞は次の2つの記事にある8品詞。

見分け方は品詞の見分け方ページのパターンに沿っていますので、念のため復習をしたい方は復習後に戻ってきてくださいね。

最初に5つの単語リストが出ます。リストのところで一度スクリーンを止めて、答えを出してみてから下にスクロールしてみてくださいね。

今回は、語幹が共通している品詞が多くなっています。
語幹が同じでも語尾が違うだけで、違う品詞になることを実感してもらえたらと思います!

品詞の見分け方 <テスト9>

  1. original
  2. originally
  3. the
  4. terrible
  5. terribly

<テスト9>解答

original【形容詞】最初の、初期の
originally【副詞】もとは、元来
the【冠詞】その、例の
terrible【形容詞】恐ろしい、ひどい
terribly【副詞】恐ろしく、ひどく

original や originally と共通している語幹、origin は「発端、起源」という意味があります。それに~al をつけることで「最初の」という形容詞、その形容詞に~ly をつけて「もともとは」という副詞になるというわけです。これを派生といいます。これらはorigin の派生語というわけですね。origin シリーズです。

terrible や terribly は terror 恐怖」から来ています。terrorシリーズです。 

品詞の見分け方 <テスト10>

  1. identify
  2. identification
  3. identity
  4. essential
  5. essence

<テスト10>解答

identify【動詞】~を確認する、身元を明らかにする
identification【名詞】同一、身分証明書
identity【名詞】同一性、一致
essential【形容詞】不可欠の
essence【名詞】本質・エキス

identification と identity は同じ名詞ですが、それぞれ意味がちょっと違います。
identification は主に身分証明書など、本人が本人であることを証明する公的な書類などによく使われ、実態のある身分を証明するモノのイメージです。
identity 日本語でもアイデンティティと言われたりしますが、本人が本人であること・自己同一性といった概念的なものと言えます。
こちらも参考に。
どちらも、ident 「識別」シリーズです。

essential と essence は essent シリーズです。essent は「存在すること」というような意味があり、それが派生して「必要不可欠」「重要」という意味合いが生まれてきたと考えるといいでしょう(きっとね)。

品詞の見分け方 <テスト11>

  1. legal
  2. legally
  3. legalize
  4. affordable
  5. affordably

<テスト11>解答

legal【形容詞】法律(上)の
legally【副詞】法律的に、合法的に
legalize【動詞】~を法律化する
affordable【形容詞】支払いが可能な範囲の
affordably【副詞】(値段が)手ごろに

前半はlegalシリーズです。 ラテン語の「法律」という意味と関係しています。
後半は affordシリーズです。afford 自体は動詞で「~を買う余裕がある」という意味です。

品詞の見分け方 <テスト12>

  1. at
  2. personal
  3. personally
  4. personality
  5. personalize

<テスト12>解答

at【前置詞】(一点を表して)~に、~において
personal【形容詞】個人の
personally【副詞】個人的には、自分としては
personality【名詞】個性、性格
personalize【動詞】~を個人の専用物とする

こちらは personシリーズです。person「人間」なのですが、「人間的」というよりは「個人」が全面に出てくるイメージです。(ちなみに「人間的」は humanly で、humanの方を使います。humanの方が、血の通った生身の人間のイメージですね。)

品詞を判断できるようになるメリット

ここまでで気付いたことがありませんか?それは

その単語の意味が分からなくても、語尾で品詞を判断することができる

ということです。さらに、

一つの単語の意味が分かっていれば、語尾を変えることでいろんな品詞にすることができる

つまり、語幹のイメージがつかめれば意味もついてくるということですね。

このメリットが、TOEICで正解を導くのにめちゃくちゃ有効になってきます。意味が分からなくても正しい解答を選べる可能性も出てくるので、TOEICの点数アップにもつながってきますよ!

それでは次回は次のステップに行ってみましょう♪

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