まずはTOEICの内容を確認していきましょう。
- どんな問題が出るのか?
- どの順番で出るのか?
- 制限時間は?
など、対策を練るにはまずは敵を知る必要があります。
まずは敵を知る!TOEICの構成と時間
TOEIC L&Rの場合、その名の通り大きく分けて
- リスニング
- リーディング
の二つに分かれます。
それぞれの時間は下記の通り。
それぞれ100問ずつの計200問を約2時間以内に解く、というものです。
テストは①リスニングからスタート
このうち、最初にリスニングがあり、
こちらは基本的にCDをポチッとしてから終わるまでの時間(約45分)です。
自分で時間配分など調整できません。
(実際はCDポチッとの後に説明なども流れます)
うーん、あれ?なんて言ってたっけ?と思い出している間に、次の問題の会話が容赦なく流れてくるパターンです。なのでテンポよく、思い切りよく、クヨクヨせず前に進み続けていくことがコツになります。
リスニングパートは、さらに4つに分かれています。
リスニングPART | 問題の内容 | 問題数 |
PART 1 | 写真描写問題 | 6問 |
PART 2 | 応答問題 | 25問 |
PART 3 | 会話問題 | 39問 |
PART 4 | 説明文問題 | 30問 |
詳しい内容は、公式ホームページでも確認できます。
ただ、このブログではTOEICのリーディングパートに焦点を当てていますので、リスニングはひとまず置いておきますね。
さて、CDが最後までいき、「これからリーディングパートです」のような文言が流れると、そこでCDは終わり、そこからそのままリーディングパート(75分)に移ります。
そうです。ぶっ続け。一息つく暇もなく、すでにリーディングパートの時計は1秒、2秒…と回り続けている状態になります!
なので、メンタル的には、もう思い出しようのないリスニングにすっぱりと見切りをつけて、文字の世界に飛び込んでいく、という姿勢が重要になってきます。
そのままその流れで ② リーディングパート
我々(?)のメインテーマであるリーディングパートは、3つに分かれています。
リーディングPART | 問題の内容 | 問題数 |
PART 5 | 短文穴埋め問題 不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 | 30問 |
PART 6 | 長文穴埋め問題 不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。 | 16問 |
PART 7 | 1つの文書 複数の文書 いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。 | 29問 25問 |
こちら、はっきり言って難易度は
PART 5 (低) < PART 6 < PART 7(高)
このように PART 5 が一番点数が取りやすく、問題が進むにつれて難易度は高くなっていきます。
PART 7 の最後の方にいたっては、3つの文章があり、それぞれの関係性を読み解いて初めて正解にたどり着けるものなどもあるので、TOEICの高得点者でも時間が足りないほどです。
ここで「いやいやいや・・・高得点者でも時間がないんじゃ自分なんて無理っしょ!」とあきらめモード全開になったそこのアナタ!
逆に言うと、フツウは時間がないのが当たり前。
「時間足りない」がデフォルトなのです。
まずは PART 5 を攻略せよ!
そこで大事なのは、限られた時間のリーディング問題の中で
- いかに点数を稼ぐか
- 取りこぼしをなくすか
なのです。
そのために重要なのが・・・
まずはPART5を確実にする!!!!
ということなのです。
リーディングパートの中でも一番難易度の低い、比較的点数の取りやすい PART 5 でしっかり点数を取れるようになれば、リーディングパートで200点は確実に取れます!
それだけではありません。
ここでしっかり点数を取れるようになれる=文法の基礎がしっかり身に着いたということ。ここまでくれば土台をしっかり築けているので、あとは応用のみ。実際は英語が分かるようになり、どんどん点数が伸びていくことでしょう。
そのための基礎作りを、次回からスタート!しましょう!